試合の翌日、配達しながら負けた原因をずっと考えた。ケンちゃんとの試合は、常に先を取られっぱなしだったが、打ち急いでいるようにも見えた。あの試合はもっと自分からガンガンいくべきだった。
若い上段使いは、猛獣のようによく動き回った。終始相手ペースで、猛獣の踊りに付き合わされているような試合で、何もできないまま引き分けに終わった。ああいう相手に自分が打つチャンスをどうやってつくるのか。
つくづくおかしいのが、結果はともかく、あれだけ暴れていたにもかかわらず、以前からずっと痛いはずの肘にはまったく何の影響もなかった。そして現在は痛くてたまらない。
結局、考える考えるといいながら、まだ何も考えていない。今日の稽古は、直前まで仕事をしていて、体がズッシリ疲れて、非常に嫌な気分で稽古に行ったのだが、稽古が始まると、そんな事はもう忘れている。終わった時は、むしろもっと稽古していたい気分だった。
まだ色んな事に対して、明確な答えを出せていない。五段は遥か遠い道のりでしょう。
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