2016年5月24日火曜日

満月勝負

もう疲れたという言葉しか出てこない。肘も明らかに異常をきたすほどにおかしくなってきた。今日は仕事を終えた後、なぜか知人から次々と依頼がきて、ずいぶん長い時間外労働になった。まあお金くれるからいいんだけど(笑)。

古い女友達に会いました。僕が仕事や釣りに明け暮れている間、彼女は大病を患ってそれはもうひどい目にあっていたらしい。血栓ができた、子宮にポリープができた、生理が止まらねえなどと、次々に不幸が襲い、闘病中に貯金も使い果たし、治療後は派遣でキャバクラなんぞをやっているらしい。

かつて一緒にバイトしていた仲間だが、僕には想像もできない人生を送っている。かなり痩せていた。目の周りが黒い。しばしくだらないおしゃべりばかりしていたが、本当に言いたい事は言えなかった。

それはさておき、去る日曜日の夕刻、大潮満月の夜に釣りをしない奴がどこにいようか。仕事終えてから疲れた体もクソくらえで、いつもの道を飛ばす。


ここを通るのは習慣というか、もはや生活の一部である。頭の中で作戦を練る。ここ数回の釣行では、目論見がすべてハズレに終わり、辿り着いた結論がバチパターンである。バチ型ルアーをハエが止まるほどの超スローで巻くと、何本かバラした後にヒラフッコ。


この日はこの一本だけだったが、確実に手ごたえを掴んだ。他にお呼びでない奴が少々。




パターンは日々変わる。答えは魚に聞くしかない。裕子には悪いが、僕はこっちの方が大事。

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