古い女友達に会いました。僕が仕事や釣りに明け暮れている間、彼女は大病を患ってそれはもうひどい目にあっていたらしい。血栓ができた、子宮にポリープができた、生理が止まらねえなどと、次々に不幸が襲い、闘病中に貯金も使い果たし、治療後は派遣でキャバクラなんぞをやっているらしい。
かつて一緒にバイトしていた仲間だが、僕には想像もできない人生を送っている。かなり痩せていた。目の周りが黒い。しばしくだらないおしゃべりばかりしていたが、本当に言いたい事は言えなかった。
それはさておき、去る日曜日の夕刻、大潮満月の夜に釣りをしない奴がどこにいようか。仕事終えてから疲れた体もクソくらえで、いつもの道を飛ばす。
ここを通るのは習慣というか、もはや生活の一部である。頭の中で作戦を練る。ここ数回の釣行では、目論見がすべてハズレに終わり、辿り着いた結論がバチパターンである。バチ型ルアーをハエが止まるほどの超スローで巻くと、何本かバラした後にヒラフッコ。
この日はこの一本だけだったが、確実に手ごたえを掴んだ。他にお呼びでない奴が少々。
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