2019年6月1日土曜日

アカイカ??

前回、せっかくの空いた日に無念のシケで涙を呑んだ翌日、我慢できずに房総へ。

乙浜でアオリイカの調査をしてみたが、暴風アタリナシで断念。千倉へ移動してみると、こちらは無風。


もう何年も来続けてます。ここではイカは期待できないので、アジやセイゴを狙うが、魚はいるのに相手にされない。

・・・と、日が暮れてから、街灯の下を見ると、何やら赤いのがウロウロしているのが見える。

・・・おや、イカがいる。ペアだろうか?二匹で何やらモソモソ動いている。さっそくイカの目の前でエギをチョンチョンすると・・・


ヨッシャ!!乗ったぜ!エギは難しいと勝手に思い込んでいたが、こんなに簡単に釣れるとは!


これは何イカだろうか?

アカイカ?ケンサキイカ??

知識がないのでよくわかりません。

ペアでいたもう一匹は、相棒が釣り上げられたのを見ていたせいか、その後警戒して、エギはまったく相手にしませんでした。

しかしこの日は、イカの活性が非常に高く、どこに投げてもサワリがある。千倉でイカは期待できないと勝手に決め付けていたが、これだけアタリが多い状況はそうそうあるものではない。

興奮が頂点に達したその時・・・

またいつものアレが・・・

・・・ど~しても我慢ができなくなり、ティッシュの箱を持ったまま港の隅っこにダッシュして脱糞。

・・・いやその、

釣りの度に何回コレ繰り返してるんだろうか・・・

釣り人のゴミ問題どころの話じゃないじゃんか・・

ホントにもう

我ながら呆れる・・・

いやそれよりも、問題はイカだ。

過去、野グソのせいで時合いを逃したことは何回もあったが、この日は違った。エギをシャクる度に竿がズンと重くなる。

ただ、釣り歴は長くてもエギ歴だけは浅い僕は、早アワセをし過ぎて、ことごとくバラしてしまった。これがいけなかった。

イカは、海の生物の中では非常に知能が高い生物で、そうそう何度も疑似餌に引っ掛かるようなバカではないのである。何度もバラした挙句、完全にアタリは遠のいてしまった。

結局イカ一杯と、エサで小サバ一匹だけ。まあすごく楽しかったからいいけど。

釣りしてる最中、地元のおじさんが話しかけてきて、立ち話をしていたら、目の前を大型のモンゴウイカが回遊してきて、おじさんはすぐにタモを使って、ものすごい神技でイカを掬い上げた。


うお、デケエ!!自分の釣ったアカイカ(?)なんて目じゃねえ!おじさんいわく、

「モンゴウイカはな、釣るもんじゃねーんだよ。こんなの網で簡単に掬えるんだからよ」

おじさんから網で掬うコツを教わって、彼はおかずができてヨカッタヨカッタと、すぐに帰っていった。

・・・ひょっこり神に出くわした気分でした。





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