前回、せっかくの空いた日に無念のシケで涙を呑んだ翌日、我慢できずに房総へ。
乙浜でアオリイカの調査をしてみたが、暴風アタリナシで断念。千倉へ移動してみると、こちらは無風。
もう何年も来続けてます。ここではイカは期待できないので、アジやセイゴを狙うが、魚はいるのに相手にされない。
・・・と、日が暮れてから、街灯の下を見ると、何やら赤いのがウロウロしているのが見える。
・・・おや、イカがいる。ペアだろうか?二匹で何やらモソモソ動いている。さっそくイカの目の前でエギをチョンチョンすると・・・
ヨッシャ!!乗ったぜ!エギは難しいと勝手に思い込んでいたが、こんなに簡単に釣れるとは!
これは何イカだろうか?
アカイカ?ケンサキイカ??
知識がないのでよくわかりません。
ペアでいたもう一匹は、相棒が釣り上げられたのを見ていたせいか、その後警戒して、エギはまったく相手にしませんでした。
しかしこの日は、イカの活性が非常に高く、どこに投げてもサワリがある。千倉でイカは期待できないと勝手に決め付けていたが、これだけアタリが多い状況はそうそうあるものではない。
興奮が頂点に達したその時・・・
またいつものアレが・・・
・・・ど~しても我慢ができなくなり、ティッシュの箱を持ったまま港の隅っこにダッシュして脱糞。
・・・いやその、
釣りの度に何回コレ繰り返してるんだろうか・・・
釣り人のゴミ問題どころの話じゃないじゃんか・・
ホントにもう
我ながら呆れる・・・
いやそれよりも、問題はイカだ。
過去、野グソのせいで時合いを逃したことは何回もあったが、この日は違った。エギをシャクる度に竿がズンと重くなる。
ただ、釣り歴は長くてもエギ歴だけは浅い僕は、早アワセをし過ぎて、ことごとくバラしてしまった。これがいけなかった。
イカは、海の生物の中では非常に知能が高い生物で、そうそう何度も疑似餌に引っ掛かるようなバカではないのである。何度もバラした挙句、完全にアタリは遠のいてしまった。
結局イカ一杯と、エサで小サバ一匹だけ。まあすごく楽しかったからいいけど。
釣りしてる最中、地元のおじさんが話しかけてきて、立ち話をしていたら、目の前を大型のモンゴウイカが回遊してきて、おじさんはすぐにタモを使って、ものすごい神技でイカを掬い上げた。
うお、デケエ!!自分の釣ったアカイカ(?)なんて目じゃねえ!おじさんいわく、
「モンゴウイカはな、釣るもんじゃねーんだよ。こんなの網で簡単に掬えるんだからよ」
おじさんから網で掬うコツを教わって、彼はおかずができてヨカッタヨカッタと、すぐに帰っていった。
・・・ひょっこり神に出くわした気分でした。
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