(つづき)
あまりにもアタリがないので、白間津や乙浜に移動して竿を出すが、やはり釣れません。雨も降ってきたし、もうどうでもよくなって、帰る事にする。
この時期、房総半島の山道は、雨が降ると厄介な現象が起きます。山道の両側の茂みから、すさまじい数のカエルが路上に這い出してくる。路上に這い出しては車に踏み潰され、それでも次から次に這い出してくる。カエルの大きさも豆っ子サイズから超ド級までまんべんなくいやがる。
山道でちょっとだけ車を止めて外に出ると、路上はカエルの死骸だらけでグチャグチャです。しかも、夥しいカエルの死骸に混じって、時折イタチなどの小動物も車に轢かれて死んでいる。山道はまさに阿鼻叫喚の地獄谷と化している。雨が降ると、山道では大量ジェノサイドが始まる。
カエル共を観察していると、不思議な光景を見た。ちょうどホタルの光のような緑色の光る物体がスーッと茂みの中に消えていった。好奇心に駆られて茂みを覗くと、光はすぐに消えて見えなくなった。この時期にホタルはいないはずだが・・
茂みを写真に撮って、後で写真を見ようとしたら不思議な事に、茂みの写真だけがメモリーから消えて見れなくなっていた。何でしょうね・・
釣りはさっぱりだったが、そんな事はどうでもいい。たまにこういう時間が必要です。房総は、かれこれ20年くらい釣りをしに通い続けています。ここ数年は、丸一日店を空けられる日は滅多にないので、短い時間で夜釣りをする事が多いです。
まだ時期が中途半端だけど、色々釣れるようになる時期までもうちょっと時間が必要かな。
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