ネズミ

ちょうどいい気候になったおかげで、夜は気持ちよく眠れます。朝、目覚ましが鳴ってもまったく気付かずに寝ている事が多い。

今朝、信じられない出来事がありました。

顔面が何やらむず痒くて目を覚ますと、何と僕の顔面を4,5センチほどの小ネズミが歩いていた。

「うっはああ！！！！」

悲鳴を上げたのは言うまでもない・・

ネズミはすぐに布団の下に隠れて出てこなくなった。

その後、仕事の合間に部屋に行くと・・

・・・いる。

ネズミが部屋を歩き回っている。

奴は常に移動を繰り返し、二階の居間にいたと思ったら、いつの間にか一階に降りてきて玄関周りをうろついて、見失ったと思ったら、今度は店で発見、追いかけているうちに冷蔵庫の下に入られてしまった。

まだ子供のせいか、怖いものを知らないようで、僕の目の前を何食わぬ顔でチョコチョコ歩いている。しかし、カメラを向けると、奴は俊足で逃げる。

こちらが動かずに静かに様子を見ていると、ネズ公は怖がらずに目の前に出てくる。それが・・あまり言いたくはないが・・かわいいのである。愛嬌がある。殺すには惜しい。

一度ウチのネコがネズ公を発見し、狩猟本能で襲いかかったが、こんなのろまなバカにネズミが捕まるはずがない。

使えねえ。実に使えねえ・・・

ネズ公はその後見失ったままで、この家のどこかにいると思います・・・