現在、ウナギのシーズン真っ最中です。場所とタイミングさえ間違えなければかなりの確率でいい思いができます。
ウナギという奴は、エサを食べる時間が規則正しく決まっていて、おおむね18時~21時です。この時間を外すと、ほぼ釣れません。
先日のブログでも使った写真だが、こんな小さくて狭い川ほど、大物が潜んでいる確率が非常に高いです。奴らは、「ウソだろ!?」って思うような思いがけない場所に隠れている。エサは一般にはミミズを使いますが、川にいるモエビやザリガニが最高のエサになります。ミミズは、モエビやザリガニが確保できなかった時の保険です。
少なくとも房総半島では、海の河口に近い川ならどこにでもウナギの可能性はあります。が、河口から離れれば離れるほど、大物に出会う可能性が高くなる。河口付近は小さい個体しかいません。
ウナギの話は、金銭も絡んでくるので、詳しい場所等は絶対に教えないのが暗黙のルールです。以前、近所の人に場所を教えたら、その場所が荒らされてまったく釣れなくなってしまったという事があったので、もう絶対に教えない。
かわいいかわいいウナギちゃん(笑)自分の足を使って場所を突き詰めた人だけがいい思いができます。買い取ってくれるツテさえあれば、ちょっとした小遣い稼ぎにもなる。
これは売り物なので、毎日水替えをして、管理するのもなかなか大変な作業です。釣った時に針の掛かり所が悪くて死んでしまう奴も少なくありません。小遣い稼ぎにも苦労が付きまといます。
ウナギ釣りは、鯉も付き物です。鯉やモクズガニ等の邪魔をかいくぐらなければならない。余談ですが、春から夏にかけての半年間で、ウナギ釣りで約700万ほど稼いで、半年後の次のシーズンが来るまで遊んで暮らしている人も中にはいます。
遊びにせよ稼ぎにせよ、知恵と要領次第。