2014年2月3日月曜日

平潟

(続き)

平潟の長考丸さんは茨城ではよくお世話になっています。非常に温厚な船長で、どんなに時間が経っても客の顔と名前を決して忘れない。客商売の鏡です。二代目のせがれと二人でがんばってます。

お~久しぶり~とご挨拶して、気分よく沖に出ます。しかし、海を見回すと・・・



どこをどう見渡しても潮目がまったく出ていない。潮止まってるわ。こりゃ苦戦かな~と覚悟を決めたが案の定である。




一匹目はコイツ。お前は呼んでない。しかも指をかじられて負傷。フグは鋭い歯を持っています。



場所を変えて流し替えると、ポツリポツリだがアタリが拾えます。メバルやソイが忘れた頃に掛かる。







酒飲んでダラダラ過ごしていると、いきなり竿が根元から曲がった。途中根に入られながらも必死で引きずり上げたのは・・



特大のアナゴでした。1メートル強。コイツにはとにかく手を焼いた。和やかな釣りの雰囲気をぶち壊すが如く凶暴に暴れ、しかもこの大きさになると、人の手指など簡単に食いちぎる怪力を持っています。ペンチで掴んですぐにクーラーに放り込んだが、しばらくの間クーラーボックスがガタガタ暴れていました。危険なので船上で写真は撮れませんでした。

うーん・・・潮動かない。

厳しい

潮次第でメバルなどはクーラーボックス一杯に釣れるんだけど・・

こんな時は酒飲むしかやる事なし。

終了30分前になってやっと潮が動き出し、ポイントにイワシの反応も出てきたが、その時私は寝不足の体に酒と鼻炎薬の相乗効果で、すでに心ここにあらず、もう釣りなどどうでもよくなっていた。

せっかくのチャンスに大型のアタリを三回バラして船は終了。

釣果



まだ続く




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