2021年9月27日月曜日

不吉な

 秋晴れのとてもいい朝だったが、この日は朝から不吉な予感がした

朝、仕事に行く前に港を歩いていると、不幸にも車に跳ねられて絶命している猫がいて、たまたまその場に居合わせた漁師に

「おうおめえ、わりーけど穴掘ってその猫埋めてくれねーか」

「・・・」

…一瞬のうちに色々考えた

どんなにささいな事でも、漁師や地元に協力をするのは悪い事ではあるまいが、かといって何でもハイハイと言う事を聞いていたら、今後も面倒臭いことを押し付けられる事になる。

しかし、よそ者に拒否する余地はなく、哀れな猫を埋める事になった。それにしても、死んだネコの処理を人に頼むとは、なかなかの神経である。

埋めるのはいいんだけど…う~ん、どうも…イヤな予感がする…

どんなにささいな事でも、決してお礼を忘れないのがここの人達の良い所で、コーヒーを2本もらった。ちなみにこの漁師さん、過去に窃盗と婦女暴行で逮捕歴のあるお人で、このあたりではこういうお人は珍しくありません。

その後のお仕事、今日は失敗ばかりだった

仕事先の工場で重油を撒き散らし

さらに路上で軽油を撒き散らし

山奥の現場で泥まみれになって

トドメに尿素水を体にたくさん浴びた

…色々考えた

オレ何か悪い事したっけ??

コロナ禍にもかかわらずこっそり東京に行って中国人と遊んだのがいけなかったのか??

いや、それは悪事とは言わない。自然現象である(?)

まさかネコの祟りとか考えたくない


…惨憺たる思いは往々にしてあるものである。しかもそれらは序章に過ぎなかった、なんて事もある。

とにかく、悪い事は立て続けに起きるのは常であり、未然に防げる不幸は防ぐ努力をして、図らずもやってくる不幸は自分でどうにか処理するしかない。

しかし…あ~、何て不吉な




休み

 今週はワクチン接種や用事などで週に二日しか仕事がなく、まあいいかと遊んでました。


そこいらの田んぼの脇を見ると…


こんな用水路があって


こういう籠にエサを仕込んで用水路に沈めておく。1時間ほど放置してから上げてみると…


クチボソやモエビが大量に入ります。これらは自宅で飼育しているウナギのエサになり、もちろんウナギ釣りのエサとしても使えます。


この日はこんな珍客も籠に入った。いや、珍客ではなく、こんなのはどこにでもいる。


時間を持て余しているので、こんな景色を楽しみながらのんびり運転して、この日はクリーニング時代からの仲間とタチウオフィッシングに行きました。大きいのが1匹釣れて満足だったが、写真撮るの忘れた。

さて、今度の台風の増水後がウナギのラストチャンスかな

2021年9月21日火曜日

東京へ

 台風で海は時化、何もやる事もないので東京に行きました。

かつては悪の代名詞のように言われてきた足立区も、この数年で急激に人口が増加して、住みたい場所ランキングとやらに入っているのだとか。時代はどう変わるかわからないものです。


もう10歳になるコイツもすっかりおばあちゃんネコになった。元気ならばそれでいい。

ひとつ衝撃だったのが、東京の水があまりにも苦すぎて飲めなくなっていた事である。なんだこりゃ、添加物がバリバリ効いてるんじゃないのか!?何気なく使っている水道水、何か仕掛けがあるとしか思えません。


ホームに帰ると安心します。なぜなら、東京と違って、自分に対して偏見を持つ人がここにはいないからです。多くの人達に嫌悪されてきたせいか、口に出さなくても、相手が何を思っているか、大体察しがつくようになってきた。

・・・この田舎で日々穏やかに暮らしていきたい。良い事ばかりじゃないけどね

スズメバチ

 このところ涼しいので、また厄介な虫たちが動き出しています。お客さんの家ですごいものを発見した。


なんと、スズメバチの巣を駆除したその横に、新しい巣ができているではないか。しかも写真ではわからないが、巣の周りにアシナガバチの巣が5,6個できている。これには恐怖で思わず声が出た。

「ヒエエエエエ!!!怖い怖い怖い!!!」

「おいおい、ハチなんて何にもしなけりゃ怖くねえんだっぺおう、そんなに怖がるんじゃねえよ。オレが始末しといてやっからよ」

恐怖のスズメバチがブンブン飛んでいる中を平気で歩いているお客さん、背中にハチが止まっている。

「大丈夫だっぺおぅ、ハチの巣はな、始末の仕方があるんだお。今度教えてやるよ」

…家に帰ると、ハチなんかよりもっと怖いものが届いていた。


不動産取得税😱




秋めいた

 秋めいてきましたが、季節など関係なく田舎の暮らしはやる事が常に溜まっています。

スタンドや漁、ダイビングで、気がつけば一日休みが取れる日はそうそうめったになく、東京で暮らしていた頃とそう変わらない生活になっている。

貴重なお休みは、家の掃除や草刈りで一日のエネルギーをほぼ使い果たします。

これは家の前の持ち主から預っている休耕田です。草刈りをしないと、ヘビや害虫の住処になって、持ち主の所に役所から警告がいってしまうので、責任もって草刈りをしないといけません。

草刈後。ざまあみろと快哉を叫びたくなるが、これがまたすぐに草が伸びてしまう。

このように、田舎の暮らしではエンジン付きの草刈り機が絶対的な必需品なのですが、うちの地域では、このところ草刈り機の盗難が後を絶たなくて深刻な状況になっています。僕も20年使ってきた釣り道具を盗まれてしまった。

おいドロボウ、出てこい!


過ぎ去った夏

 伊勢海老漁で日々くたびれていた夏季もあっという間に終わってしまった。もう9月の後半です。

朝2時起床、7時まで漁を手伝ってから仕事に行って、帰宅してから急いで食事とシャワーを済ませて急いで就寝。そして2時起床。パソコンなどいじっている時間はなく、当然ブログもほったらかし。仕事の休みを週3日もらわなかったら本当に死んでいた。

毎年恒例の殺人的な暑さも加わって、本当に過酷な日々だったが、ホームの港での漁に参加できたので楽しい日々でした。

過分なまでの報酬を頂いたが、これらは貧乏暮らしを支える大事な食糧です。けど…あ~、料理が…メンドクセ

…気がつけば、移住してから2年が経過していた。田舎の暮らし、楽しいけど、いい事ばかりでもない。まあどこに行っても同じですね。