房州人
春めいてきたの~
日中は暑いくらいだの~
日々カエルの大合唱を聞きながら眠りについて、道に這い出してくるカエルをできるだけよけながら車を運転する。
陽気はいいが、しばらく続いたシケで、海はドタ濁りです。こんな時は狙える魚も少ない。
それはそうと、配達先で、油の値段の事でヒステリックに噛みついてきたおばさんがいた。前回の伝票を持ち出して、何でこんなに値段が違うのかとわめいている。自分が使った使用量を見もせずに、ただ値段の数字だけを見てわめいている。
バカですね
カバですね
幼稚園かお前は
「あなたのような誠実で実直なお方とぜひ取引をさせて頂きたいと思います。私〇〇と申します。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます」などと言ってくるおじいさんもいた。
どうやら私の事を勘違いしているらしい。勝手に勘違いして、自分の勘違いに気付くと、それはもうヒステリックな反応をする。
スタンドの仕事に就いてはや半年、いろんな人に出会った。温厚で情に厚い房州人達だが、一度ヘソを曲げてしまうと、とてつもなくおそろしいという事を私は知っている。付かず離れず、上手に処理するしかない。
ものすごいカエルの大合唱が、時々ウソのようにピタッと止んで、静まり返る時があるのはなぜだろうか…
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