2022年8月18日木曜日

これしかやる事がない

 この時期恒例のウナギ釣り、引き続き好調が続いています。

色々試行錯誤してたどり着いた大ウナギを仕留めるコツを記録しておく。大ウナギを仕留めるコツは、、


①ミミズは使わない

ミミズを使うと、サイズの大小を問わず様々なサイズが釣れてしまう。自然界のウナギは、食せるサイズに育つまで10~15年の歳月が必要となるので、小さいサイズを針に掛けて痛めつけてはいけません。ウナギも伊勢海老同様、貴重な資源なので、これすごく大事。

エサはあくまでも現地にいるエサを使う。

私は現地でハゼを釣って、それをエサに使います。どんな釣りも現地エサにはかないません。



②川幅の狭い場所を狙う

習性なのかどうかわからないが、大きいウナギは広い川よりも狭い用水路に入り込むことが多い。ジャンプして向こう岸に渡れるくらいの狭い水路の方がピンポイントで狙いやすい。

こんな狭い川がベストでしょう

ここは絶対内緒の場所

試行錯誤、考察を繰り返して結果にたどり着くからこそ、面白くてやめられないのです。

この時期、一番肝心な伊勢海老漁もかなりの盛り上がりですが、その話はまた今度





虫と猫

 気が触れそうな暑さが続いていますが、特に今夏は今まで以上に虫に悩まされています。毎日毎日、正体不明の虫に体のどこかを刺される。


皮膚はボコボコで、かなりのストレスを感じる。


それに加えて、新たな家族となったこのバカ猫が日々猛攻を仕掛けてくる。

このギャング猫は遠慮というものをわきまえずに噛みついて引っ掻いて、日々惨事に見舞われています。

さらに障子、襖がビリビリに破かれて、我が家は少しづつダメージを受けつつ、そこかしこにノミが撒き散らされる。




生傷が絶えない日々です




牛舎にて

 職場のスタンドは毎日気が狂わんばかりに忙しいです。何をやっても楽ではない。

クッソ暑いある日、牛舎で使われているトラクターに給油しに行く仕事を頼まれた。


くさい。


くさいけど、見てて面白い。


トラクターに給油中、背後から「のへェ~~」と声を掛けられて、ビクッとして後ろを振り返ると…


       

お前か

色合いからして、なかなかの血統と見受ける。競走馬ならぬ競争牛。この子牛は勝手に「アーモンドアイ」と命名しました(笑)


こんな場所で仕事ができるのも田舎暮らしならではです。牛舎の仕事、楽しかった。

くっせえけど

2022年7月15日金曜日

素潜り

 おかげさまで、来年3月には漁業権は大丈夫とのお墨付きを頂く事ができました。

「もう今から潜って場所を覚えとけ」と言われたので、さっそく素潜りの準備をして、港で潜ってみた。

ダイビングを経験しているから何とかなるだろうと思いきや、

全然ダメ。潜れない。

思った以上に息が続かない。

6月、7月の伊勢海老の禁漁期にどれだけ潜れるかに生活がかかっています。

という訳で、今夏は人生を賭けた素潜りの特訓に費やす事になりました。

なんとしてもこの磯場で仕事ができるようにならないといけない。何でも楽じゃないね。



ネコ歴

 先述した通り、いつものようにウナギ釣りに行ったはずが、なぜか子猫を1匹拾って連れて帰ることになり、当家に家族が1匹増えました。


ウチのロクサ君、来てそうそうトイレの砂を思いっきり撒き散らし、仕事から帰ると部屋はメチャクチャに荒らされて、私自身は噛みつかれて引っ掻かれて生傷が絶えません。

東京で暮らしていた頃からネコ歴は長いものの、オスの子猫はさすがに手に余る。


時に暴れて、時に甘える。それもまたよし。


63

 

先のブログにアップしたこの子猫兄弟、兄弟の片方はまったく見かけなくなったので、トンビなどのエサになってしまった可能性が非常に高いです。

…で、色々といきさつがありまして


兄弟のもう片方は当家の飼い猫となりました。

当家の屋号をそのまま使って「ロクサ」と命名しました。

写真から見てもわかるように、なかなかのギャングです(笑)

2022年7月5日火曜日

ジンベエザメ

 波佐間の定置網にジンベエザメが入ったとの事なので、見に行かせていただきました。ダイビング機材を背負って網の中にドボンと入ると…

むむ、コイツは・・・


で、でかい!! 全長7m、なんちゅう巨体💧 コバンザメいっぱい付いとるし!

ジンベエザメを触れるほどの間近で見れるという貴重な経験ができました。



定置網にマンタも入ったのですが、これは数日前の写真です。マンタ君たちは、残念ながら網の中ですぐに死んでしまいます。実はこの日は、巨大なマンタの死体を引き上げる作業で潜水しました。マンタは網に刺さって、そのまま身動きが取れなくなって死んでしまうのです。

その後、波佐間海中公園名物の海底神社でお参りさせていただきました。

波佐間海中公園の荒川社長のご好意で貴重な体験ができました。感謝します。

http://hsmop.web.fc2.com/index.html



猛暑と共に

 7月に入って、猛暑の日々が続いています。

暑くなると共に、コイツが好調になってきました。


大型が釣れてます。

養殖ウナギは、栄養価の高いエサを与えて3年で出荷するそうですが、天然物は食せる大きさに育つまで15年はかかるそうです。

もちろん大事に大事に扱ってますよ~




2022年6月18日土曜日

オタマジャクシ

 つい先日の、あのスズメバチ駆除の生々しい記憶は、時間が経過しても強烈な恐怖の記憶として自分の中に残っています。

例のおじいちゃんは喜んでいるが、こちとらそれ所じゃねえんだよ😭

ああ、早く忘れたい…

まあ、それはそうと‥

長くウナギを飼育しているうちに、ウナギはオタマジャクシが大好物であることが分かった。

そうとわかれば、さっそく田んぼで採集です。奴らは夜になるとあまり動き回らないので、意外と素手で簡単に掴まえられます。

両手で一杯掬ったくらいの数です。オタマジャクシを投入した途端、ウナギは夢中で暴れ回って、これだけの数が一晩で食い尽くされてフンと化す。

ザリガニやクチボソ、モエビやカニ等、いろんなエサを与えてみたが、どうやらオタマジャクシはウナギを狂わせるほど強烈らしい。


・・・ああダメだ

どうしてもあのハチの恐怖が・・・

かつて飯岡で顔がない女の幽霊を目撃して以来の恐怖である。何とかならないかな…


恐怖その2

 先のいきさつにて、嫌々ながらスズメバチの駆除をしなければならなくなった。

実際この戦いに踏み出すには綿密な攻撃プランと、あらかじめ逃げ道を確保、そして何よりも勇気と気力が必要となる。これまでさんざん世話になったクモやハガチやダンゴムシとはワケが違う。

武器はコイツだけ。ハチを瞬殺できる猛毒がすっさまじい勢いで噴射されます。あとは戦いの夜を待つだけ。


夜、いざ巣に近づくと、さすがに緊張する。殺虫剤を噴射する距離と角度を何度も確認しながらも、「やっぱ明日にしようかな」などと甘い考えが頭をよぎる。

もう考えてもしょうがないので、一気に攻撃を仕掛けた。が…

「・・・あれ??」

あらかじめ決めておいた角度から殺虫剤をこれでもかとタップリ吹いてやったが、巣の方からは何の反応もない。

「・・・・もう終わりか??」

「あっけないな。ざまあみろ」

と思ったその瞬間、「ブ~ン」というあの恐怖の羽音が聞こえて、あのオレンジ色の頭がこっちに向かってくるではないか!!

「・・・・!!!!!」

オレンジの頭に向かって殺虫剤をもう一撃くれてから、一目散に玄関に走って、戸をバアンと強く閉めた。

この時の僕は、競馬に例えるならば上がりハロン最速で、間違いなくコースレコードをマークするスピードで一番人気に応えていたはずである。

奴は間違いなく猛毒を食らっているはずだが、すぐには死なず、玄関の向こうから何度もバチンバチンとアタックしてくる。この上ない恐怖の時間でした。やがて羽音が弱くなって、どうやら息絶えたようである。

翌朝・・・


怒りのスズメバチの亡骸が玄関前に落ちていた。おそらくは、猛毒を食らいながらも最後の力で攻撃を仕掛けてきたに違いない。

時間にしてほんの数秒の出来事だったが、この事は南房総に移住して以来、最大の恐怖の記憶となった。その日の夜は、スズメバチの巣が木端微塵に吹っ飛ぶ夢を見た。

・・・ともあれ、これで隣のおじいちゃんも安心して天に召されるというものであろう(笑)


恐怖その1

 自宅にて、見たくないものを発見してしまった

まだ作りかけだろうか??

小さいけど、スズメバチの巣であることに変わりはない。

これを放置してしまうと、ご近所から大ヒンシュクを買ってしまうので、家主として責任もって駆除しなければならない。

しかもこの巣の主は、僕が庭にいると「近づくな」と言わんばかりにすぐ近くを低空飛行してきやがる。家の主を差し置いて、家賃も払わずに勝手なマネしやがって💢

通常、ハチという生き物は夜間や雨の日は巣にこもってジッと過ごしています。したがって、攻撃を仕掛けるならば夜しかチャンスはありません。

奴らを瞬殺できるアイテムがあるとしても、いきなり本番の出たとこ勝負はかなりの勇気が必要となる。


隣に住んでいるおじいちゃんが、過去にスズメバチに刺されて呼吸困難を起こして重体となったいきさつがあるので、なんとしても奴を始末して、おじいちゃんを安心させたい。

続く




ウナギ不漁

 本来ならばベストシーズンのこの時期、ウナギはさっぱり釣れません。

たまにポチンと釣れるも、小さいのばかり。

いつも釣りをする場所に子猫の兄弟がいる。

東京にいた頃、いつもの駐車場でママと遊んでいる猫親子を毎日見守っていたが、ある朝、子供が車に踏み潰されていた記憶を思い出して、ちょっと物悲しくなりました。

いつも邪魔してくる外道のハヤもこの日は猫兄弟にくれてやった。


長生きしておくれよ




休漁

 6月に入って、伊勢海老たちは産卵の時期に入るので、8月までの2ヶ月間、伊勢海老は禁漁期に入ります。


5月の1ヶ月間だけでもかなりの量が上がっていた。これだけ獲れれば漁師達もゴキゲンというものだろう。

漁がなければ、あとはウナギ釣りしかやる事がないのです・・

2022年5月8日日曜日

マウンテンデュー

 自宅の庭にある木の周辺でハチがブンブン飛んでいるので、木の枝を落とす事にした。


この時期は、ハチが巣を作る場所を探していて、非常にうっとうしい。

殺虫剤を一吹きすると、いろんな虫がボトボト落ちてくる。


だいぶすっきりした。


その後は草刈り

すっきりした

もう疲労で何が何だかわからん

なんとここでは、小学生の時に大流行したあのマウンテンデューが自販機で売っています。疲れ切った一日の最後はマウンテンデュー。




漁開幕

 ホームの港でついに伊勢海老漁が開幕しました。

水揚げする所を覗いてみると…


なかなかにえげつない

この日は、港から沖に出て、船の操縦を少しやらせてもらった。いつも浜から見ている地元の海がこんなに美しいとは知らなかった。写真撮っとけばよかったな。

これから楽しくもしんどい日々が始まります。


生意気ヘビ

仕事の帰り道、道の真ん中でヘビが横たわって邪魔をしていたので、ニンゲンの怖さを思い知らせてやる事にした。

道の真ん中でふてぶてしい態度しやがって

しかもこの野郎、車から降りて近づくと、生意気にも鎌首を立てて、ガラガラヘビのようにシッポの先を振って威嚇しやがる。手も足も出ないくせに態度がでかい。


かなり離れたところでビビリながら撮影したので、ヘビが小さく写ってます(笑)

棒でエイエイとつついて撃退成功。

いや、撃退じゃなくて虐待(笑)



 

散歩中の発見

 夜中に目が覚めて、そのまま眠れなくなってしまったので、夜明けのお散歩に出かけました。

歩きなれた道をトコトコ歩く


何もない草むらだが、ここは「児童公園」となっている


漁師達がおしゃべりする海女小屋


…ふと、こんな場所があったので中に入ってみると…


すっかり廃墟と化した養殖場跡を発見した。3年近くここに住んで、こんな場所があるとは知らなかった。バイオハザードのゾンビとか出てきそうな雰囲気である。

あ~疲れた・・・住み慣れた場所でも、意外と知らない所がたくさんある。が、そのほとんどは知ってても知らなくてもどうでもいいものばかりである(笑)

おうち





2022年4月23日土曜日

好奇心

 気温と共にウナギも開幕

今年は日中の穴釣りにもトライ


このように細い竹の枝の先にエサを付けた針を引っ掛けて、せまい隙間に差し込む。


ウナギはこのような石垣の隙間を好む。



ウエーダーをはいて川にザブザブ入り、隙間という隙間を徹底的に探る。

この釣りは、一本の釣果にたどり着くまでの苦労はあるが、釣り上げた時の達成感がハンパない。



夜釣りではこんな外道もあり。

必要なのは、あくなき好奇心だけです。