2016年10月17日月曜日

足腰が

ちょうど一週間前の今日、私は南房総の海で巨大な海亀と格闘していた。見た目はかわいいが、凶暴極まりない生物である。そもそも亀という生き物は、陸、海問わず危険な生き物で,生態系を荒らす者までいるという。

釣り人生の中で稀に見る格闘といってよかったのだが、それが祟って、翌日から熱が出て、5日間をほとんど寝て過ごした。少しでも早く体を正常な状態に戻すため、それはもう執拗なまでに寝た。

寝ている間も、仕事からくるいつもの目に見えない重圧に支配されていたような気がする。別に悪い事はしていないはずだが、いつも心のどこかに正体不明の不安がある。

稽古をしなければならなかった時間、とにかく寝るしかなかった。この5日間のビハインドは大きい。そしてこの週末にきて地獄の二部錬である。いきなりの二部錬は体に非常にこたえた。稽古が終わってから突然下半身のあちこちが吊り、普通に歩けなくなった。ヒザが笑うとはまさにこの事である。

先輩から非常にためになるありがたきアドバイスを頂いたとはいえ、明日からの稽古が心配である。それでもあと一ヶ月、やるしかない。いやホント、やるしかないのである。やばい、足痛い・・・

2016年10月13日木曜日

海亀との死闘

祭日で久々の一日休み、このブログのタイトル通りに釣りばっかりで過ごしました。

富浦でシーバス狙い。活性は高く、ルアーにいい反応でしたが、バラシ多く、取り込めたのは一匹だけ。


ていうか、横着してタモを使わずに無理矢理抜き上げたから、4本ヒットしたもののキャッチは一匹だけだった。あと、エイでもシーバスでもないモンスターに糸を切られたが、あれはおそらく大型のクロダイであろう。

その後、とある港でイセエビを目撃。網で慎重に掬って一匹ゲット。


車で小一時間ウトウトしてから翌朝、布良でテンヤ船に乗りました。


この海域は黒潮の本流に近いせいか、南方系の魚がよく釣れて、僕のお気に入りの場所です。


写真ではわかりませんが、港の水面にアオリイカの赤ちゃんがプカプカ浮いています。


最初の一匹目は手の平よりも小さいアカハタで苦笑い・・


午前の釣果はこれだけ。初めてキロオーバーのマダイが釣れたので大興奮でしたが、せっかくの地合いにライントラブルばかりで貴重な時間を無駄にしてしまった。

午後からジギングに挑戦。水深30mで根掛かりして、竿を思いっ切りあおったら、ゴミでも掛かったかのような重さで、やがてそのゴミが狂ったように暴れだした。何か巨大な生物が掛かったようである。

リールを5メートル巻いては10メートル引き出されるのを延々と繰り返し、周囲の釣り人たちもみんな釣りを中断して僕のやりとりを見守っていた。

汗だくで息を切らしながら約20分、今まで経験した事のない強烈な死闘の末に水面に浮かんだのは・・・


写真ではわかりづらいが、なんと海亀である。推定20キロ。とにかく凄い引きだった。海亀は凶暴で、人間の手くらいは余裕で喰いちぎるので、船に取り込まずに水面でバイバイしました。

船長が「これもいい思いでだよ」と笑っていた。ていうか寝不足と死闘による疲労でもう限界。

翌日、アカハタは揚げ物で、マダイは刺身で、これ以上ないご馳走を堪能できましたが、疲労と寝不足からか、熱が出て寝込んでしまい、もう無茶な遊びはするまいと心に決めました(笑)。

2016年10月1日土曜日

4;30

今は朝の4:30です。スズメバチに襲われる夢を見て夜中にガバッとはね起きて、そのまま眠れなくなってしまった。

ここしばらく、暑くも寒くもないが湿気だけはあって、嫌な日が続いている。眠れないのに布団の中で目を閉じて、ずいぶん長く考え事をした。

私とした事が誤配をやらかして、不明のシャツが一枚、持ち主がわからないまま。想定外のトラブルに近寄りがたい恐ろしい常連客、意地悪な医者、悪質なクレーム女、精神的に苛まれて、この一ヶ月だけでかなり歳をとった気がする。

そんな日常が出てしまうのか、剣道は自分ができる事がどんどん少なくなって、さっぱり振るわなくなってしまった。動けない。泣けてくる。がっかりして帰る。

ああちくしょう、ゴチャゴチャうるせえんだよあいつら