お盆がきて、漁はお休みです。普段は岩石のような怖い顔した漁師達も、この時期は子供や孫が帰省してくるのでゴキゲンのようです。
部落では、普段は見かけない若い夫婦や子供達が歩いている。
僕はというと、ウナギ釣りくらいしかやる事がありません。今日は一日中雨で、昨夜から12時間ぶっ通しで意地でも寝てました。
何か良い事ないかな~
8月より伊勢海老漁が本格的に始まって、僕は今月から大川の親方の元を離れて、自分のホームである白子で伊勢海老漁のお手伝いをする事になりました。
8月は本格シーズンであり、白子は漁場としては一番恵まれている場所だけあって、それはえげつない量の伊勢海老が掛かります。港は戦場の様相を呈し、写真を撮っているヒマはありません。
お手伝いの後、これまたえげつない量のエビと魚を報酬に頂きました。漁がない時は、魚を食べる機会が少なくなり、お弁当などに頼る食生活になりがちです。
メジナの塩焼き、サザエのなめろう、伊勢海老とサザエでダシをとった味噌汁。
久しぶりに海のものを食べて満足でした。